新しくシーリングを打ち込んでいくための下準備をしていきました。
新しくシーリングを打ち込み・均して塗装をしてしまえば
完成時は美しく仕上がりますので きちんと施工したように見えますが
見えない作業を確実に行うことが その美しさと耐久性を長く保つのに重要です。
これまでの作業で 高圧洗浄で 汚れを確実に洗い流すこと、シーリングの撤去で
旧シーリングを確実に取り除く事 という見えない重要な作業をしてきましたが
今回も重要な作業になります。
今回使用しますオートンイクシードというシーリング材は 確かに耐久性は
一般的なシーリングより高く 柔軟性が高く性能の良いシーリング材となっておりますがそれでも サイディング外壁の目地へのシーリング打ち込みへは『2面接着工法』という
工法を取ることが重要とされています。
上3枚の掲載写真はその2面接着のため 目地の背底面に設置しました
接着性のないテープ「ボンドブレーカー」とウレタン「バックアップ材」です。
これらを確実に全ての目地へ設置します。
目地内の両横面には 後にシーリング材が確実に密着するためのボンドを塗布しますが
この背底面にはこのようにシーリングが背底面に密着することを防ぎ
両横の2面にだけ確実に密着させ 建物の自然な動きにシーリングが柔軟に追従し
亀裂が起こることを防ぎ シーリングの役目であります防水性やサイディング材を
守ります。
そして新たに打つシーリング打ちがまっすぐに仕上がる用に
サイディング材の凹凸に合わせ しっかりとマスキングテープを貼って
養生をしていきました。
窓回りや、シーリングを打ち込む全ての箇所に養生をして
このように ボンドを塗布し、シーリングを打ち込む準備をしていきました。