こちらの建物は築32年で 18年前の一度お塗り替えをされたそうです。
外壁は モルタル壁ですので モルタルの特性上細かいヒビが入りやすいものです。
18年前の塗膜ですので 弾力がある塗膜というわけでもありませんので
モルタルの性質上や、建物の自然な動きに追従できずという事から
細かいヒビが入りやすくなってしまいます。
今回は 弾力のある塗膜に仕上げていきます。
その前に これらのヒビなど補修が必要な箇所全ての補修を行います。
細かいヒビに 補修材を押し込み 繋いで 均し 塗装完了後 補修をしたことが
目立たないようにしていきます。
他 外壁に何かが設置されていたものを撤去した穴にシリコンシーリングを打ち込んでいた箇所。シリコンシーリングと塗料は相性が悪く 塗料が密着しません。
ですので このまま塗装をすることができませんが
がっちりと密着し撤去が難しいので シリコンシーリングをある程度削り、
その上へ 塗料との相性に問題のない変性シリコンを打ち均し 覆っていきました。
そして 明日を塗装するための『養生』作業を行っていきました。サッシ周りや
外壁塗料が付着しては困る箇所をビニールで覆い サッシ周りなど
塗装をしない箇所との取り合いのラインがまっすぐになるようにテープを貼り
滲まないように しっかりと貼りつけ、そのテープの少し外側にマスキングテープを貼る
という 外壁下塗りを『厚塗り』にするための捨てテープを設置していきました。
捨てテープにつきましては またご説明いたします。
明日もよろしくお願いいたします。