5月29日に軒天井の『下塗り』をカチオンシーラーで行っていきました。
築17年目の初めての塗装工事ですので 紫外線や 風雨の影響で
塗装をする面の質感が旧塗膜が役割をまだ果たすように保護してくれている部分と
旧塗膜が劣化し かすれている部分がある というムラができやすくなります。
ですので そのようなムラを 下塗り材をしっかりと浸透させることで均一に整え
後に塗装する塗料が吸い込みが起こったりして仕上がりにムラがでないようにしていきます。そして後に塗装する塗料の密着を確実なものにします。
6月に入り 例年よりずいぶん早く 梅雨のような天気になってきましたので
お天気の湿度の様子を見ながら スピードより 仕上がり、耐久性重視で
作業をさせて頂きます。
本日6月3日はいい天気になり 作業にはいらせていただきました。
まずは 軒天井の塗装を行っていきました。
ケンエースGⅡという塗料を使い 軒天井を2回塗りして仕上げます。
特徴は、防かび・ヤニ止め性・しみ止め効果が強力で
耐水性・耐アルカリ性に優れ塗装する面を守りますので軒天井塗装に適した塗料です。
全体の『中塗り』(ケンエースGⅡ)の塗装が完了し 乾燥を確認しましたら
『上塗り』として もう一度軒天井全体にケンエースGⅡを塗装して
軒天井の塗装を完成させていきました。
軒天井の塗装完了後
破風板の『下塗り』を同じくカチオンシーラーにて行っていきました。
やはり 風雨、紫外線にさらされた破風板の旧塗膜は質感が均一ではありませんので
しっかり浸透させるようにたっぷり塗装していきました。
そして外壁の『下塗り』作業にいよいよ入ります。
外壁へも『下塗り』からです。
ファインパーフェクトシーラーという
後に塗装する塗料を確実に密着してくれて
効果を最大限に発揮してくれる専用の下塗り材です。
サイディング外壁の凹凸にもしっかりと浸透させるように
目視で確認しながらたっぷりと垂れのないように塗装します。
旧塗膜の劣化(チョーキング現象)により 高圧洗浄で粉状に付着していた
旧塗膜がムラになっている部分も しっかりと下塗り材をムラなく塗装することで
表面を整えていき、上塗り塗料の吸い込みを防ぎ 均一な仕上がりにしていきます。
塀もきれいにしていくので しっかり下塗り材を浸透させました。
コロニアル瓦塗装に着手する前に コロニアル瓦の割れの補修を行います。
全ての瓦をチェックして ほしゅうが必要な箇所へシルシをして
タスマジックという 割れ前より割れた部分を強固にしてくれる 優れた補修材にて
全ての割れを補修していきます。
コロニアル瓦の補修する瓦tぽその下の瓦の重なっている隙間に
専用の下敷きを挟み込み 補修材によって
2枚の瓦がくっついてしまわないようにします。
そして 亀裂にタスマジックを流し込みます。
たっぷりと流し込むことで 亀裂の隙間はもちろん コロニアル瓦の裏面にも
表面張力で広がります。 そしてその状態で 強固見固まるため
コロニアル瓦の補修部分と裏面ではその周りが1枚の一体化した強固なものとなり
もともとのコロニアル瓦より その部分ががっちりと強固に補修されるのです。
そして 不思議なことに この下敷きは タスマジックが乾燥しましたら
抜き取ることができます。
そして 下に重なったコロニアル瓦とはくっついていない という事になりますので
雨水の逃げ道は後から行う「縁切り」によって確保が可能となります。
本日は天気が良く 順調に作業をさせて頂くことができました。
晴れの日が続いてくれることを願います。