約2日間をかけ 建物全体のシーリングの打ち換え部分である
外壁材の目地や破風板の継ぎ目 打ち増しをするサッシ回りなどの
養生をマスキングテープにて行っていきました。
サイディングの凹凸に合わせ
しっかりと浮きの無いように そして真っすぐにマスキングテープを貼ります。
浮きがありますと その浮いた隙間にシーリング材がにじみこみ
真っすぐの仕上がりにならなくなるので そのようなことの無いように
しっかりと浮きがないか確認をしながら養生していきます。
2種類のサイディングを使用しておりますが
それぞれの凹凸に合わせた養生を行い 破風板 サッシ回り等全ての養生を終え
外壁材 サイディングボードの継ぎ目の背底部分には
シーリングをあえて密着させないためのボンドブレーカーを設置していきました。
ボンドブレーカーは きわめてシール性の無いテープ状のセロハンのようなもので
背底面に置いているような感じで
目地の両横面には しっかりとシーリングを密着させ、背底面には密着させず
シーリングに遊びを持たせ 柔軟に建物の自然な動きに追従させる工法です。
背底面にも密着をさせてしまいますと3面に接着し、引っ張り合って亀裂などの
原因となりえますが 2面接着でしたら シーリングの伸びる方向がお互い様
のようで シーリングに柔軟性があれば 亀裂につながらないようにという
シーリングの防水性を維持するための 2面接着工法を取るために
ボンドブレーカーを設置します。
ここまでの下準備が完了しましたので 次はいよいよ
シーリングを打っていきます。