まずは、昨日『中塗り』をした屋根の『縁切り』の作業をしていきます。
コロニアル瓦に止めている釘は防水シートも下地板も貫通しています。
コロニアル瓦の内側に雨水が溜まると,釘のところから
雨水が滴り落ちることになるそうです。
また,雨漏りに至らなくても,重ね目の隙間を確保しておかないと
通気性が妨げられ,屋根材裏側の結露水が蒸発できなくなって
下地板が腐る原因になるとのことです。
『縁切り』は、そうなるのを防ぐために重要な作業なのです。
↑こちらのタスペーサーをコロニアル瓦1枚1枚の重なりの隙間に
3~5ミリの隙間ができるように 挟み込んでいきます。
タスペーサーはポリカーボネイト樹脂で出来ています。
強化ガラスの約150倍以上と言われる透明プラスチックの中で
最高の強度や安全性を追求した材料です。
ですので、一度設置してしまえば、次回の塗り替えの時には、
縁切り作業の必要がなくなります。
←このように屋根全体に入れていきます。
屋根全体のコロニアルの重なりの隙間をこのように確保してから
『上塗り』をしていきます。
『中塗り』で使用しました
同じクールタイトを塗って、
塗膜を厚くしていきます。
左側は、これから上塗りをしていくところです。
屋根塗装の完成です
1階の屋根塗装も完成しました。
作業終了後、建物のほとんどの養生も
撤去していきました。
明日は、お天気が崩れそうですね
また、雨が上がりましたら
張り切って続きの作業をさせて頂きます。
残っている主な作業は、
ベランダの床の防水作業と
塀の塗装です。
作業も残り少なくなりましたが、よろしくお願いしたします。