2018年5月10日((木)の作業内容
本日は、シーリングを打ち込む前に バックアップ材というものを
入れ込んでいく作業からです。
深い目地には ウレタンのついたバックアップ材
外壁材(サイディング)の間の目地などには テープ状のバックアップ材を
目地の背底面に入れ込んでいきます。
バックアップ材は 密着性の限りなくないテープのようなもので
目地の背底面に頼りなく貼りつけていきます。
そのことで 後から打ち込むシーリング材を
建物を守るための2面接着にできるのです。
2面接着とは シーリング材を目地の両横面には確実に密着させ
背底面に貼りつけてありますバックアップ材には密着させても
そのバックアップ材は背底面に密着していない ということで
両横面の2面接着 ということを確実にして
建物の動きに新しい若いゴム製のシーリングが追従しで
背底面は遊があり 外壁材が傷むのを防ぐ という工法です。
この2面接着 バックアップ材をすべての目地に入れ込むという作業は
次の塗り替え作業で 今回打ち込むシーリング材を撤去しないと
やったのか?やっていないのか?分からない作業ではありますが
建物という大切な財産を守るためには 重要な作業です。
それから 全ての目地に専用のボンドをタップリ塗布していきます。
そうすることで 目地の両横面と背底面に貼りましたバックアップ材に
シーリングざい が確実に密着します。
バックアップ材は 背底面に密着しておりませんので
建物の動きに対して サイディング材を傷めない遊ができます。
ここまでの作業と並行して シーリング材をまっすぐ美しく打ち込むための
『養生』はサイディングの凹凸に合わせて しっかり張り付け
隙間からシーリングがにじり出ることのないように貼りつけておりますので
ノンブリードタイプのシーリング材を
素早く弾力よく元気に硬化させる硬化剤と
しっかりと言邸の時間 機会で攪拌して
ムラのないシーリング材にしてから
硬化が始まらないように スピード勝負で しっかり目地に打ち込み
専用のへらで 空気を押し出しながら
均し目地へシーリングを隙間なく埋め込んでいき、
1目地ごとに 素早く 養生まで撤去していきます。
硬化が始まってから
養生を撤去しようとしますと
テープに硬化したゴム状のシーリングが
伸びてついてきて
汚い状態になってしまいますので
ここまでは 硬化する前の
時間との闘いでの作業です 。
10日11日の2日間で
この作業を仕上げていきました。