2018年5月24日(木)の作業内容
昨日、しっかり 旧シーリングを撤去し
養生をしていきました目地に
バックアップ材という粘着力の極めて頼りないテープを目地の背底面に
貼りつけていきます。
新しく打ち込むシーリング材を2面接着にしていくためです。
深い目地には ウレタンによわ~い粘着テープのついたバックアップ材
そんなに深くはない普通の目地には テープ状のバックアップ材を背底面に
貼りつけて(置いて?)いきます。
そうすることで この後 目地の両横面と このバックアップ材には
しっかりと新しく打ち込みますシーリング材が確実に密着しますが
テープは 背底面に頼りな~くしか着いていません(遊びがあります。)ので
元気な若い 柔らかいシーリング材が 外壁材サイディングの動きに
柔軟に追従し サイディングの割れなどを防ぎ 傷むのを予防します。
背底面にもシーリングが密着していますと
外壁材シーリングの動きと 背底面の建物の動きが違い シーリングが引っ張られ
シーリングの痛みにもつながってしまいますので
シーリングを打ち込んで 塗装をしてしまえばこのひと手間を掛けたのか
施工していないのか 分からなくなってしまう作業ではありますが
建物を守るためには 重要な作業ですので しっかりと行っていきます。
ということで バックアップ材を入れ込んだすべての目地に
プライマーというボンドを塗り込み
既定の時間しっかりと主剤と硬化剤をしっかり攪拌し
成分にムラのないようにしたシーリング材を打ち込んでいきます。
しっかりと 塗装をする前に使用するシーリング材も
ノンブリートタイプのものを使用してください。
そうでないものは、
シーリング材の成分が表に浮き出て来て
塗装した塗膜を変色させたり
汚れを付着させやすくしたりして
塗料の耐久年数よりずいぶん早く シーリングのラインで変色したりして
美観が損なわれてしまいます。
ですので ノンブリーとタイプのシーリング材をしっかり打ち込んで
へらで押し込み空気を押し出し 表面を均して シーリングが少しでも乾燥し始める前に
紙テープを撤去することで 美しくまっすぐに仕上がっていきます。
(養生を撤去した後のまっすぐ美しいシーリング打ちの仕上がり写真がなくて残念です)
明日も よろしくお願いいたします。