屋根の塗装に入っていきます。
こちらの屋根はコロニアル瓦という瓦です。
専用の下塗り材を使用します。
ベスコロフィーラーHG
🔻下地調整ができて劣化による凹凸などを整えてくれて
仕上げ塗料とコロニアル瓦を確実に密着してく
🔻塗装後の塗膜が厚くなるので、コロニアル瓦自体が経年にて劣化し薄くなった
甦らせます。
🔻乾燥後 滑らかな塗膜表面となるため、上塗りの艶のりが良好です。
という効果があります。
屋根全体に この塗料の効果を最大限に活かせるように塗り斑のないように
しっかりと目視して たっぷりと塗装していきます。
屋根全体にしっかりと『下塗り』をしていきました。
『下塗り』の完全な乾燥を確認して 屋根を歩ける状態になりましたら
こちらの 大人の男性の人差し指と親指でO👌を作ったくらいの大きさの
ポリカーボネート製の部品『タスペーサー』と呼ばれるものを
コロニアル瓦1枚1枚の重なり部分に 1枚の瓦につき約2か所ずつくらい挟み込んで
雨水の逃げ道を約3~4mm確保するために挟み込みます。
この小さな隙間は大変重要です。
コロニアル瓦の横どうしの継ぎ目から侵入した雨水を重なりの瓦下部分から
流しだすことで雨漏りを防ぎます。
(コロニアル瓦の下にも防水シートがありますが
内部に湿度をためないためにもこの隙間は大切です。)
表面張力によって 水分がとどまってしまわないように
タスペーサーを差し込んで 隙間を確保します。
(コロニアル瓦が経年や紫外線により反ってしまい
隙間が確保できなくなるので タスペーサーは重要です。)
この作業を『縁切り』といいます。
縁切りをいたしましたら『中塗り』です。
仕上げる塗料にて1回目の塗装をします。
今回使用します塗料はこちら↑ファインパーフェクトベストです。
🔻ハイブリッド高耐久性屋根用塗料として
シリコン塗料のグレードを超える耐候性を持ち、仕上がりにすぐれた屋根用上塗り塗料です。
🔻非常につやが良く、すぐれた美粧性を持ち太陽光でまぶしく輝きます。
『中塗り』もムラなくしっかり塗装していきました。
後日 もう一度塗装する『上塗り』をしていきます。
2019年12月4日