屋上防水工事のせこうの様子です
まずは、昨日屋上表面全体に
セメントをまんべんなく塗り、
全体的に補修をしましたセメントが
しっかり乾燥した表面をチェックして、
凹凸がないかなど次の工程に移る前の
確認をしてから
通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)という防水施工を行っていきます。
防水工事施工後の防水塗膜が膨れを起こすことは大変多く見受けられます。
防水をしたい素地と、防水膜を密着させる工法の場合、
施工手順をしっかり守っても膨れは起きてしまいます。
原因は長年にわたって浸入した水分が防水工事後に
熱により温まり湿気となって出ようとした 結果、
素地(例えば今回で言いますと旧ベランダ表面と、全体を補修したセメントの面)
と防水層の間にたまり防水層が膨らんできます。
ベランダではそうそう起こりませんが陸屋根、ルーフバルコニー等、
比較的面積が広くなると起きやすく
また築年数が古くなればなるほど防水塗膜の膨れはよく見られる現象です。
それを防ぐのが今回採用しました
通気緩衝工法(つうきかんしょうこうほう)です。
まずは、立ち上がり部分に
下塗りとして、
乾燥するとボンド性を発揮する
プライマーを塗布してから
屋上表面の
通気緩衝工法の施工に入ります。
ジョイントテープという専用のテープで
シートとシートの間を張っていきます。
全体にシートを貼り、ウレタン防水の1層目を全体に均一に塗っていきました。
台風もそれてくれて 天気も良く 作業は順調です
明日は、ウレタン防水の2層目と立ち上がり部分の施工をしていきます。
明日も よろしくお願いいたします。