シーリング打ちのための準備作業の続きです。
旧シーリングの撤去が終わり シーリングを打つための養生作業は
先日からの続きです。
窓枠周り
水切り周りなど 目地以外の箇所も シーリングを打ち込む個所には
まっすぐ美しく仕上げるために 養生していきます。
このように サイディングの凹凸にしっかり沿わせ
シーリングが滲み出ることのないようにしっかり貼っていきます。
養生と同時進行で 目地内の背底面に
接着性のないテープ(ボンドブレーカー)を設置し
背底面には シーリングが密着しないようにしていきます。
この ボンドブレーカーを設置するという作業は
塗装が完了してしまえば 施工したか していないか
分からなくなってしまう作業ですが、目地の背底面にシーリングを密着させない
ということは サイディング材を使用した建物を守る場合に 大変重要な作業です。
新しく打ち込むシーリング材を 目地内の両横面には確実に密着させ
背底面には密着させないことで
建物の自然な動き 又 シーリング材も 気温変化や湿度により 微動します
その動きに対するアソビを作り 動きにシーリング材を柔軟に追従させる
という役割があります。
そのことによって シーリングの亀裂を防ぎ 外壁材の痛みも防ぎます。
防水性・気密性を長く保つための工法です。
目地全体に この2面接着を施して 新しくシーリングを打ち込んでいきます。