シーリング打ち込みの前の下準備作業。
ボンドブレーカーを目地の背底面に設置していきます。
このように背底面に後から打ち込みますシーリングを密着させず
目地の両横面にはシーリングを確実に密着させて 防水性を保ち。
背底面を密着させないことで 建物の自然な動きに対して”アソビ”ができることにより
柔軟なシーリングが剥がれたり亀裂などが入らないようにしていきます。
そうすることで 外壁材も守ります。
このボンドブレーカーはテープではないので 背底面にぺったりくっつきません。
設置をしているだけです。
この工法を『2面接着工法』といいます。
シーリングを打ち込み 塗装をしてしまえば
しっかり行ったか分からなくなる作業ですが 建物を守るため
シーリングの役割を最大限に発揮してもらうには重要な作業です。
そしてボンドブレーカーを設置しました目地の両横面に
しっかりと吸い込ませるほどに シーリング専用のボンドを塗布します。
乾燥しますと 確実な密着性を発揮してくれます。
握力のありますナオヤ君が 勢いよくシーリング打ち込み専用のガンを握り
目地にシーリングを打ち込んでいきます👌
しっかり打ち込んでくれましたら 専用のへらで目地へ確実に押し込み空気を押しだし
目地内に確実に充填し両横面に密着させ 表面を整えていきます。
しっかり打ち込み
押し込み均して
シーリングの乾燥が少しでも始まる前に 養生を撤去することにより
まっすぐで美しいシーリングの仕上がりとなります。
シーリングの乾燥が始まってしまいますと 撤去するテープにシーリングがゴム状に
びょーんとついてきて伸びた状態でプチっと切れて 大変汚くなりますので
ここまでが一連の流れで 急いで行っていきます。
本日は建物全体のシーリング打ちの作業を完成させていきました。