塗装などの作業はせず、木製の破風板の
木のささくれや、汚れを磨きとり、
軒天井のボードのつなぎ目の鉄部分や、
外壁の帯鉄板の錆びを磨き、表面を均して
掃き掃除をし、
縦樋の外壁へつなぐ掴み金具の錆びを磨き
縦樋自体も 洗浄はしましたが、
裏側にコケやほこりが残っている場合も
ありますので それらも磨き、
鉄製の雨戸も磨き、
錆びを磨き均していきました。
これらの磨き作業を『ケレン』と言います。
本日のD様邸の作業はここまでをさせて頂き、
場所を移動しまして、Lホテル様より、
建物内の複数の鉄扉両面の塗装のご依頼を頂いておりましたので
そちらの作業に向かいました。
↑ 施工前の鉄扉 ↑
↑ 施工中① ↑
『ケレン』をしております。
この場合の『ケレン』は、錆びを磨くという意味合いもありますが、
室内ですのでそれほど錆びはありませんが、塗料の劣化で旧塗膜がはがれている箇所が
ありますのでその剥がれた凹みを磨いて表面を均しなじませるという目的と、
鉄扉の旧塗膜の表面がつるつるですので新しく塗装をする塗料の密着を確実にするため 表面に細かく傷つけるという目的もあります。
表面をザラザラにすることで、塗料の食い付きが全然変わってきます!
この作業のことを『目荒らし』と言います。
この作業をしなくても見た目の仕上がりは変わりはありません。
ですが、何年後か先に必ず差がでます!
つるつるの表面のものに塗装をする場合、
目荒らしをしなければ、目荒らしをした方より、
全然早くに剥がれてしまうでしょう。
↑ 施工中② ↑
↑ 完成 ↑
この度は、弊社へ塗装作業のご依頼をくださいまして 誠にありがとうございました。
今後とも よろしくお願いいたします。
明日は、また、D様邸での作業を張り切ってさせて頂きます!!