屋根のガイナ上塗り作業の前に
コロニアル屋根瓦の『縁切り』の
作業をしていきます。
←こちらのタスペーサーを
縁切りに使用します。
こちらの タスペーサーという ポリカーポネート性の部品を
このように コロニアル瓦の重なり部分に1枚1枚挟み込んでいくことにより
上の写真のように 確実に重なり部分に2~5ミリの隙間を確保していきます。
もともと新築時は、コロニアルの重なりは、2~5ミリの隙間があくように
設置されているものですが、経年によりコロニアル瓦が反って
隙間がなくなってしまいます。
この隙間は、コロニアル瓦の縦溝から入った
雨水を逃がすために必要なのです。
この隙間が埋まってしまいますと
雨水や湿気の逃道が閉ざされ
その下の野地板へ浸透し、雨漏りや、
野地板を腐食させる原因の一つと
なってしまいますのでこの縁切りの作業は
小さな作業のようですが
建物を守るために大変重要な作業なのです。
縁切りが終わりましたら 屋根全体に2回目のガイナ塗装『上塗り』を
していき、屋根塗装を完成させていきました。
その後 養生撤去をしていきました。
明日は、養生撤去の続きから
鉄製部分の
上塗りが完了していない箇所の
『上塗り』をしていく予定です。
明日も張り切って
作業をさせて頂きます。