H.25.6.4(火)の作業内容
昨日、旧シーリングを撤去しました
目地の背面に、新しく打ち込むシーリングが
密着せず、目地内の側面2面にのみ
シーリングが密着させる『2面接着』に
するため、背面に←ボンドブレーカーという
粘着性の弱いテープを貼っていきます。
建物は温度変化などにより若干ゆがみや、動きが生じますので、
この動きについていけるような打ち方をしなければなりません。
もし、3面を接着していますと、目地部の伸縮にあわせて適度に動けなくなります。
横2面なら引っ張り合うだけで 目地部の伸縮にも何とか適応してシーリング材も
切れたりしないのですが、3面になると引っ張り合っているところに、
さらに下から引っ張られるので伸び許容の 限界を超して、
切れたり、破断してしまいます。
ですので、サイディング壁のシーリング打ち替えの際この2面接着にすることは、
完成すれば見えなくなってしまう作業ですが、建物を守るのに大変重要な作業です。
サイディング壁の建物の塗装をお考えでしたら、まず必ずシーリングの打ち替えは
合わせてされることが大切です。
それから 新しく打ち込む目地や
窓回りなどに下塗りとして
乾燥するとボンド性を発揮する
プライマーを塗っていきます。
こちらの↑
ノンブリートタイプのシーリング材を
使用します。
既定の15分しっかり撹拌し、
↑全ての目地にしっかり打ち込み、 ↑専用のヘラで均しムラなく入れ込み、
←打ち込んだシーリングが乾燥する前に
養生テープを撤去することにより
ノンブリートタイプのシーリング材を
使用することにより
この上に塗装する塗料が
シーリング材に含まれる可塑剤により
変色(ブリート)し、せっかく美しくなった
建物の塗装がシーリングのラインで
変色することを防ぎます。
ですので、塗装をする際の
シーリング打ち替えには 必ず
ノンブリートタイプのシーリング材を
使用することをお勧めします。
明日も よろしくお願いいたします。