H25.11.27(水)の作業内容は、
コロニアル瓦屋根の『縁切り』の作業をしました。
『縁切り』は、↑↑タスペーサー↑↑を使用した、W工法を行います。
タスペーサーは、通気性を適度に確保し、下地の腐朽から建物を守ります。
また、コロニアル瓦の劣化の反り現象を抑制する働きも期待できます。
一枚一枚のコロニアル瓦の合わせ目の目地から上下の重なり部分に雨水が入り込みます。
その隙間が狭いため、雨水は表面張力によって排出されにくい構造になっています。
塗装により、コロニアル瓦の重なりを塗り固めてしまいますと雨水は逃げ道がなくなり
重なり部内に溜り、雨漏りの原因になってしまいます。
コロニアル瓦の横の合わせ目から侵入した雨水を、上下の重なり部分から外へ逃がすように雨水の逃げ道を確保する。これが縁切りの役割です。
コロニアル瓦の塗り替えにおいて、
タスペーサーを使用し雨水の逃げ道になる
隙間を確保することは、
通気性の確保はもとより、毛細管現象による
雨水の吸い上げを最小限に食い止めるためにも、 非常に大きな効果があります。
雨が降っていましたので、塗装の作業はできませんので
『縁切り』の作業のみを施工いたしました。
お天気の回復を見て 作業を進めていきます。よろしくお願いいたします。