外壁のマスチック工法にて『下塗り』を行っていきます。
パーフェクトフィーラーという下塗り塗料を粘度が高くなるように希釈して
外壁全体にバランスよくさざ波模様に塗料を塗布していきます。
専用の砂骨ローラーというへちまのようにポコポコと穴の開いたローラーに
たっぷり塗料を含ませて そのローラーのお陰で さざ波模様に厚みのある塗装が
可能になります。ある程度の範囲にたっぷり塗料をのせて
ポコポコを利用して さざ波模様を長年の経験でバランスよく整え
塗料を均一に厚みを付けて塗装していきます。
そうしましたら すぐにその場所にあります養生のマスキングテープのみを
撤去します。(このテープのことを捨てテープといいます。)
塗料の乾燥が始まる前に養生を撤去することで きれいなまっすぐのラインで
下塗り『厚塗り』が完成します。
この2ミリくらいの隙間で仕上げ塗料の塗装による仕上がりラインとなり
さざ波模様で仕上がりのラインとならないためまっすぐの仕上がりでも凹凸がありますと
なんとなくボヤっとした印象になりそうですが 仕上がりラインがフラットですと
メリハリのある仕上がりラインとなります。
この作業の続きは明日も行います。
軒天井と破風板の『下塗り』もシーラー塗装していきました。
塗装面の劣具合、肌質を均一に健全に整えて 後に塗装する塗料の吸い込みを抑えます。
もちろん確実な密着、均一な艶となるためでも重要です。
明日もよろしくお願いいたします。