玄関周りの柱の旧防腐塗料を専用の薬剤を浸透させで浮かせます。
『白木戻し』という工法です。
こちらの木材にはクリア塗装がされておりませんので(艶のないマットな状態)
旧塗料(防腐材)や汚れ、灰汁を浮かせ、再度新しく防腐塗料を塗装するため
一度木材をきれいにリセットするような作業です。
そうしましたら 高圧洗浄作業に入りました。
屋根瓦は陶器瓦ですので 塗装の必要がありませんので
塗装をする箇所を重点的に 汚れや藻・コケなど全てを洗い流し
汚れのない塗装のできる状態にしていきます。
旧塗膜の剥がれや浮きを確認して その都度 撤去します。
浮いた外壁素地に密着していない塗膜は汚れと一緒で
その汚れや旧塗膜に塗装をしていることになり、塗装の対象のそのものには
新しく塗装をする塗料が密着していないという事になりますので
塗装工事が完成したその時はきれいに見えても
耐久年数を待たずに新しく塗装をした塗膜の浮きや剥がれの原因となりえてしまいます。
そのようなことにならないためにも しっかりと塗装をする箇所の掃除、洗浄をしてから
塗装工事を行うという事は 完成したら分からなくなる作業ではありますが
大変重要な作業なのです。
下屋根(1階屋根)には、2階外壁とを洗浄した汚れた水が流れてしまいますので
洗い流しております。
そして玄関周りの柱や梁へ塗布、浸透させた「白木戻し」をするための薬剤により
浮き出てきました旧防腐塗料や灰汁なども洗い流していきます。
雨戸や鉄製部分の汚れも慎重に洗い流し 窓ガラスの外側もこの機会に
洗浄しております。
塀の洗浄やなかなか磨いてもきれいにするのが難しい↓このような箇所も
プロ用高圧洗浄機がありますこの機会にきれいに洗浄させて頂きました。
塗装工事をして建物がきれいになりますと 今まで目が行きにくかった汚れた部分が
気になってきますので できるだけ気になる部分は洗浄させて頂いております。
本日は高圧洗浄の為 洗浄機の音が大きくご迷惑をおかけいたしました。
ご理解ありがとうございました。
明日も よろしくお願いいたします。