屋根塗装の「下塗り」を行っていきました。
セメントに砂利をコンクリート瓦をモ二エル瓦といいます。
新築時であれば、瓦表面に塗装がされているので問題はありませんが、
経年劣化で塗膜の効果が薄くなってくると セメントの素地が紫外線や風雨に晒されて、水を吸い込んでしまいます。
そのままにしておくと、さらにセメントの成分が流出し、瓦の表面が砂利があらわになりざらついてきます。
モニエル瓦には「スラリー層」というコンクリートを保護する層が表面にあります。
が出てきます!
この古いスラリー層が残ったまま塗装してしまうと、塗膜が剥がれ落ちてしまうのです。
ですので しっかりと洗浄しております。
そして エポックマイルドシーラーというモ二エル瓦専用の下塗りプライマーを
しっかりと瓦に浸透するようにたっぷりと吹き付けてスラリー層を強化していきました。
割れやすい瓦で もう生産が終わっていますので 乗っても大丈夫な箇所を慎重に
歩きながら作業をしております。
2階の大屋根
1階の屋根 下屋根の「下塗り」を行っていきました。
下屋根には 足場の足が安全上のために何か所か乗っていますが
昨日 安全を考慮しながら 交互に足場の足を上げてその下へ先に
エポックマイルドシーラーを塗っています。
本日はその部分がしっかりと乾燥していますので その足をおろして
まだエポックマイルドシーラーを塗っていない方の足を上げて
下塗りをエポックマイルドシーラーで 全体と一緒に吹き付けていきました。
本日は 広いモ二エル瓦屋根全体に
「下塗り」を吹付塗装完了いたしました。
しっかりと芯から乾燥させなければいけませんので 本日の作業はここまでです。