新幹線の車体全体を磨いていきます。
錆や 浮きが気になっていました旧塗膜 蓄積した砂埃
などなど 新幹線表面の撤去できるものは 全て撤去
塗装できる状態にきれいに付着物がないようにしていきます。
新幹線の大事なお顔部分はもちろん
磨いて 錆で浮いてきた塗膜を撤去して この状態です。
旧塗膜が浮いている部分を この皮鋤(かわすき)という道具で撤去していきます。
新幹線の車体は 完成した新品の時に 一度車体全体をパテ処理するらしいです。
その上に塗装をして その後 何度もお塗り替えをされています。
ですので 塗膜はこのような厚さです。
一番下の 元のパテが浮いてきてしまっていれば その上のものが
すべて密着し合っていても 元が浮いていますので すべて一枚のように
一緒に撤去しています。
浮いているものが残っている上から 新たに塗装をしても
同じことです。
また 錆がふくらみ塗膜が膨張して亀裂が入り
錆汁が流れてきて すぐに あれ?塗り替えたばかりだよね?
と なってしまいます。
そうならないためにも しっかり塗装前の下処理を施します。
そして↑これらの強力なパテを使い分け3度パテ処理をします。
こちらのラクーダパテの特徴は、
アルミ・カーボン繊維を強化した温度変化などにより収縮しにくい鈑金パテです。
国産車、輸入車問わず、防錆鋼板、アルミパネル、防水素材FRP
これらへの密着が良好ということですので
撤去しました旧塗膜などの凹凸も大きいですし、
こちらのような新幹線塗装にも大変有効なパテです。
耐熱密着性にも優れているということで 今回採用しています。
丸い缶の3種類は 1回目用・2回目用・3回目用と役割をもって強固に凹凸を埋めてくれるパテです。
そして この共通で使用するチューブの硬化剤をこの割合で
しっかりと混ぜて使用します。
滑らかな車体に仕上げるため
1回目のパテを埋めて 乾燥したら水分が蒸発するので
若干埋めたパテが凹み(痩せ)ます。
そして 2回目のパテを埋めて 乾燥したら同じように若干痩せますが
ずいぶん凹みも少なくなります。
そして3度のパテが乾燥した時には
車体の撤去した旧塗膜と同じくらいか若干盛り上がっているくらいになります。
その状態をサンドペーパーで磨き均し 凹凸の目立たない
滑らかな車体に仕上げるのです。
この作業を すべての凹凸に施しますので この作業には日数を頂きます。
夏休み時期ですので 息子と 差し入れにも行ったりして
お父さんのお仕事に興味出たかな?
幼稚園に来られるお友達や 保護者の皆様も
ご質問などありましたら どうぞお気軽にお声かけください。