屋根の塗装 本日仕上がります✨
昨日 コロニアル瓦に『中塗り』までを施しておりますが
本日は 『縁切り』の作業をして『上塗り』として もう一度仕上げ塗料を塗装し
完成させていきます。
ここで 突然ですが、簡単にご説明いたします。
〇コロニアル瓦とは??
コロニアル瓦とは、セメントと繊維質の素材を主原料としていて練り混ぜたものを
薄板状に成形して加圧して作られたものです。
コロニアル瓦自体に防水性はありません。
表面に塗装をすることで、防水性や耐久性を持たせています。
コロニアル瓦の耐用年数は一般的に20年前後とされています。
無機塗料などで塗装し 定期的に、正しいメンテナンスをすることで、
30年以上きれいな状態が維持できるとされる製品もあるようです。
表面の塗膜が劣化しますと、ソロにある事態に防水性がないので
屋根材としての防水性や耐久性が失われてしまいますので注意が必要です。
設置から10年前後で一度は塗装することで、
防水性や美観を維持することができます。
そして 経年によって紫外線や 風雨にさらされ 反りが出てきます。
薄いセメントによります板ですので 仕方のない特徴です。
コロニアル瓦の重なり部分には 2~4mmほどの空間が保持されていなければ
なりません。
なぜなら その隙間を雨水が通り上から下へと抜けていったり
こもった湿度を持つ空気が抜けるためです。
ですが 経年による『反り』によって その隙間が
ペッちゃんこになくなってきてしまう場所も屋根全体の中には
出てきてしまいます。
その隙間を回復させ 保持する ということで建物を守る
大切な作業。 それが『縁切り』です。
〇コロニアル瓦の屋根に必須の作業『縁切り』
コロニアル屋根の建物をお持ちの方 『縁切り』という作業は
大変重要な作業です。
建物を雨漏りなどによる劣化から守ります。
とっても小さな作業ですが 真摯な気持ちで建物と向き合い
しっかりとやってもらっていないと
天井や壁から雨水が滲みこんできた ということも起こりかねます。
そうなって気付けたころには屋根裏や壁の内部には
水分の通り道ができているということになり腐食してきている可能性もありますので
補修工事金額が大きくなってしまいます。
そうならないためにも 一つの方法として 縁切りをしっかり行うということは
重要なことです。
コロニアル瓦に対して このサイズのタスペーサーですが
ポリカーボネート製の強いこの部品を コロニアル瓦1枚に対して
2~3枚挟み込んで設置することで その小さな重要な役割のある隙間を
確実に確保します。
タスペーサーの設置が全て完了しましたらセミフロンルーフⅡ遮熱の
2回目塗装『上塗り」 をして 塗膜を厚くしていきます。
しっかりと確認しながら 塗膜をムラなく厚みを付けていきます。
コロニアル瓦自体を守り 耐久性・防水性を高め その上遮熱効果も発揮させます。
屋根全体の 塗装作業が完了いたしました。
〇付帯部塗装
外壁付近の外壁以外の塗装箇所(付帯部)の塗装も仕上げていきます。
昨日までに『中塗り』をしておりましたので
本日は『上塗り』として もう一度 中塗りの時と同じように
塗膜に厚みを付けて 耐久性を上げていきます。
外壁のお色と 屋根、これら付帯部のお色がとっても合っていて
お庭の樹木の緑とのコラボレーションで美しい色合いの仕上がりとありますね!!
足場が解体されて 全貌がお目見えするのが楽しみです♡