昨日の祝日は、屋根塗装日和の
温かい とってもいいお天気でした
ですので朝から屋根の『下塗り』を
していくことができました。
↑屋根の『下塗り』に使用しましたのは、こちらのマイルドシーラーEPOです。
浸透・固着性が高く、下地の補強効果に優れています。
- 強溶剤タイプと比較して臭気が低く、環境に優しい設計です。
- 水分や炭酸ガスの浸入を防ぎ、コロニアル瓦の痛みを防ぎます。
- 密着性に優れています。
- という特徴のある下塗り材です。
屋根全体に マイルドシーラーEPOをたっぷりムラなく塗っていきました。
←コロニアル瓦の小端の部分にも
しっかりしみこむように塗っていきます。
1階の屋根には、安全のため
相場の足が乗っている箇所がありますが、その下の部分も 足場の足を
1つずつ上げてその下の部分にも 周りと同じようにしっかりと下塗りをしていきます。
この部分もほかの部分と同じように同じ回数塗装をしないと
ここに足場の足がありました!ってはっきり分かるように仕上がりが
変わってしまいますので、このように足場の足を上げて塗装をすることは
当たり前なのですが、大切なことです。
全ての屋根の『下塗り』が
完了し、乾燥しましたら
『縁切り』という作業を
していきます。
こちらの タスペーサーという ポリカーポネート性の部品を
このように コロニアル瓦の重なり部分に1枚1枚挟み込んでいくことにより
↑縁切り前 ↑縁切り(タスペーサー設置)後
上の写真のように 確実に重なり部分に2~5ミリの隙間を確保していきます。
もともと新築時は、コロニアルの重なりは、2~5ミリの隙間があくように
設置されているものですが、経年によりコロニアル瓦が反って
隙間がなくなってしまいます。
この隙間は、コロニアル瓦の縦溝から入った雨水を逃がすために必要なのです。
この隙間が埋まってしまいますと 雨水や湿気の逃道が閉ざされ
その下の野地板へ浸透し、雨漏りや、野地板を腐食させる原因の一つと
なってしまいますのでこの縁切りの作業は、小さな作業のようですが
建物を守るために大変重要な作業なのです。
上記でご説明しましたように コロニアル瓦の縁切り前の重なり部分に隙間が
なくなってしまった箇所に隙間を開けると、一斉に雨水がにじみ出てきます。
このように雨水の逃げ道を
確保する
『縁切り』(タスペーサー設置)
は大切な作業です。
昨日は、天気がよく
ここまでの作業を順調に
進めることができました。
H様に お昼をごちそうになり ダイビングの話などをして
楽しいランチタイムを過ごせました
ごちそうさまでした!