H.26.1.31(金)
今日は、昨日の旧シーリングの撤去作業の続きから、新しく打つシーリングが、
外壁材と外壁材の間の目地に美しいラインで打てるように
目地の両際に専用の紙テープを貼っていく『養生』をしました。
それから、目地の中の背面に
こちらのバックアップ材という
物を埋め込んでいきます。
建物は温度の変化などの自然現象や、
経年によりゆがみや、動きが生じますので、
この動きに追従できるような
打ち方をしなければなりません。
住宅建築において、
外壁目地部でのシーリング材は
2面接着を確保するのが基本です。
2面接着とは、外壁材と外壁材のつなぎ目の目地には、
横2面、背面1面の計3面のシーリング材の付着面があります。
シーリングをそのまま充填しますと
目地背面と側面2面の3面接着になってしまいます。
この背面の接着をさせない接着方法が2面接着です。
その為に、背面にはバックアップ材やボンドブレーカーというものを
挿入するわけです。
2面接着するために、深い目地であればバックアップ材を
バックアップ材を入れられない浅い目地の場合はボンドブレーカーというものを
目地背面に貼ることによって三面接着を防ぎ、
二面接着することが出来ます。
明日は、この作業の続きから、新しいシーリングを打つ作業をしていく予定です。
明日も お天気が良いようですね^^
よろしくお願いいたします。